山梨大学 工学域地中熱利用研究ユニット

地中熱冷暖房空調・給湯システムの開発

20171208

平成28年3月に山梨県から「やまなしエネルギービジョン」が発表されました。
その中で地中熱ヒートポンプの県内目標設置台数として、2030年に900台とすることが記載され、山梨県ではこのように高い導入目標を持って活動を支援することになっています。 また、山梨県地中熱利用促進協議会では、地中熱ヒートポンプの導入促進に資するため、山梨県が進める地中熱利用普及セミナー実施への協力や技術情報、設置状況など種々の情報提供を行っています。
山梨県では平成29年度に環境省の事業である「再生可能エネルギー電気・熱自立的普及促進事業」に応募し、これが認められ、夏秋イチゴ栽培への地中熱ヒートポンプによる空調システムの導入を進めています。当該ユニットではこの事業における地中熱ヒートポンプの性能や一次エネルギー消費量の削減効果等についての評価を行っています。
当該研究ユニットではこれらの地中熱ヒートポンプの導入について積極的に支援し、新たな技術情報の提供を行っています。