山梨大学 工学域地中熱利用研究ユニット

地中熱冷暖房空調・給湯システムの開発

研究概要

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当該ユニットでは、再生可能エネルギーの一つである地中熱を利用したヒートポンプに関する研究開発を進めています。地中熱ヒートポンプには既に実用化されている間接方式と呼ばれる冷暖房空調・給湯システムがありますが、地中熱あるいは地下水利用、さらにはボアホールを利用するもの、鋼管杭を利用するものなど、様々な様式が導入されています。現状では更なる初期導入コストの低減を目指して開発が進められています。我々のユニットでは、この間接方式ではなく直接膨張方式と呼ばれる地中熱ヒートポンプによる冷暖房空調・給湯システムに焦点を合わせ、高効率で省エネルギー性に優れたシステムの研究開発とその普及を目的に活動しています。

ニュース

2017.12.08
平成28年3月に山梨県から「やまなしエネルギービジョン」が発表されました。平成28年3月に山梨県から「やまなしエネルギービジョン」が発表されました。その中で地中熱ヒートポンプの県内目標設置台数として、2030年に900台とすることが記載され、山梨県ではこのように高い導入目標
2017.12.08
平成27年度 直接膨張方式地中熱ヒートポンプシステムの開発実証補助事業U字型の銅製円管地中熱交換器を製作し、深さ30mのボアホール内に設置した。ボアホール径は約100mmであり、円管の底を閉じたカップ式の容器である。この中に水を入れて、その中に地中熱交換器を挿入した。地