はじめに
8月7日は『機械の日』、8月1日から7日は『機械週間』です
- 日本機械学会では『機械の日』を記念して全国各地でイベントを行います。
- 日本機械学会山梨ブロックでは、山梨大学と連携して、中学生を対象とした『Korobo lite』によるロボット組立とパソコンを使って操縦する体験教室を行います。
- 毎年、大好評のこの企画。工作が好きな人、パソコンが得意な人はもちろん、工作が苦手でも、パソコンなんてよく分からないって人でも大丈夫!
- 経験豊富な講師陣が親切丁寧に教えます。色々な工夫をして複雑な障害物コースを走破しよう!
- 機械の日イベント主催:山梨大学 / 後援:日本機械学会関東支部山梨ブロック
2019年度のイベント
募集案内
- 開催日時:2021年12月25日(土) 10:00〜14:00
- 会場:本年度はZoomによるオンライン配信です。ご自宅などネット環境が整った所からご参加ください。
- 定員:中学生(先着10名。若干名の増員にも対応予定です。)
- 参加申し込みは終了しました。
- 参加料:無料。以下をご用意ください。
- ・Windows PC(Windows8以降)またはMacOS(10.10~10.15)PC
- ・工具(プラスドライバ、はさみ、ハンマー、単4電池3本)
- 申込方法:下記の参加申込フォームから申し込みください。
- 参加申込サイトは閉鎖しました。
- 申込締切:2021年12月11日(土)
- 【お問合せ】
〒400-8511
山梨県甲府市武田4-3-11
山梨大学工学部機械工学科内
日本機械学会関東支部山梨ブロック 機械の日イベント担当
- 参加決定者には後ほど詳細な日程、会場案内をご連絡いたします。
機械の日とは?
機械の歴史は遠く古代に遡るとも言われます。中でも七夕(たなばた)の起源は機械に少なからず関係の深い史実を含んでいます。
日本人の文化の源流とみられている長江文明は、稲作と養蚕(ようさん)を中心として、自然と共生した暮らしを営む人々が作った文明でした。
この人々は、現在の中国南部に暮らしている苗族を代表とする少数民族で、漢民族に圧迫されて南下し、日本に渡来して絹織物をはじめ様々な技術や文化を伝えたそうです。
一説によれば、七夕のお話に出てくる織姫(織女)と彦星(牽牛)も絹織物と稲作を表したものだとも言われています。
七夕の行事は、奈良時代には日本に伝来したとされています。もとは、機織り(はたおり)や手芸の技巧*1上達(ぎこうじょうたつ)を願う中国漢代の「乞巧奠(きっこうでん)」に由来します。
七夕のお話では、織姫が機(はた)を織るのに道具を使っていますが、この道具を織機(しょっき)と呼び、昔から生活に必要な織物を作るための重要な機械でした。
「たなばた」の読みは、この日に神さまに捧げる衣を「棚機(タナバタ)」という当時の織機で織り上げたことから生じたとされています。
明治時代、日本の近代化を支えたのは養蚕と製糸、そして機織りでした。中でも、製糸と機織りの自動機械化は、日本の今日の工業機械技術のはじまりといえます。
このような故事から、七夕の中歴*2にあたる八月七日を「機械の日」と定め、その日を最終日とする八月一日から七日の一週間を「機械週間」と定めました。
- *1・・・すぐれた技術、特に、芸術作品をたくみに制作する技術。
*2・・・新暦から1ヶ月遅らせた暦のこと。月遅れ。